Miki’s Essay 鈴木みきのカナダのお山へGO! 第4回

ついにカナダへ!! ~カナダ BC州滞在記その1~

行ってきました!行ってきましたよ!
カナダのお山へ!!

7月11日から24日の約2週間の滞在で現地在住のガイドさんにアチコチと案内していただき、アレコレとハイキングだけでなくいろんなことに挑戦してきましたよ。あいにく何十年ぶりの冷夏に当たってしまって 盛夏の爽やかさを味わうことができませんでしたがカナダのアウトドアスタイルは堪能できたのではないかと自負しております。これから余すことなくお伝えしていきますよ!

まずは帰国したてホヤホヤのダイジェスト版です。 今回は大きく3つのエリアを旅してきました。

・バンクーバー島(及び、周辺)
・ウィスラー
・バンクーバー

なかでもバンクーバー島は前半の7泊を過ごし3箇所を巡ってきました。
まずはStrathcona(ストラスコナ)。

ここではカヌーに荷物を積み込んで湖を渡りキャンプしたり、標高差1,250mのCrest Mountain(クレスト山)のハイキングに出かけました。
自然学校のような湖畔のロッジに泊まったのも印象的で、今回の中で一番シンプルな山の暮らしで心地のいい場所でした。

次はVictoria(ビクトリア)に移動してここをベースに2箇所へ。
と、その前に…到着した日はホエールウォッチングにも行ったんです!BC州の沿岸はシャチが南から北へ、北から南へ移動していく海域なんですよ。

さて、2日目は島の東沿岸にあるJuan de Fuca Marine Trail(ホアン デ フーカ マリーントレイル)へ。ここは全長が46kmある長いトレイルなので、一部分を抜粋して歩いてきました。トレイルはビーチに出たり山に入ったり、細かい起伏の多いコースでした。そしてあいにくの雨上がり、ドロドロのトレイルに手こずったな。

翌日は楽しみにしていたSalt Spring Island(ソルトスプリング島)です。
Mt.Erskine(アースキン山)で妖精の扉探し!
これがなんの、なんの、難しかった!
7つすべては見つけられなかったけど、本物の扉の可愛さは格別、本当に妖精が住んでいるような森でした。

下山後に立ち寄ったSaturday Market(サタデーマーケット)では地元のアーティストの作品や地元でとれた野菜、手作りのパンやケーキが並んでいます。
住んでいる人や訪れる人のオーガニックな雰囲気が漂う場所でした。

翌日はウィスラーへの移動日。
キッチン付きのホテルで4泊、朝食は自炊となりウキウキ海外生活気分!
ちょうどウィスラーの雪の消えたスキー場のコースではMTBの大きな大会が開催されていたので、ビレッジ中心部はMTBをひいて歩く若者でとても賑わっていました。

さあ、今回でもっとも山岳的とも言えるウィスラーでしたが残念ながらお天気に恵まれず、全体を見ることができませんでした。
雲間に見える大きな山の稜線や山肌に「おっ!」「はっ!」とたびたび驚かせられていました。

最初に書いたように稀にみる冷夏で雪が解けず予定していた稜線のトレイルが歩けなかったのも心残り…。

でも、ハイキングだけがウィスラーの楽しみ方ではないのです!
MTBに乗馬、Via Ferrata(ビアフェラータ)(※安全器具を使った岩壁歩き)…といろんなものにチャレンジ。目まぐるしい経験でした。

それでも1日は湖を巡るハイキングにも出かけてきましたよ。
ウィスラー郊外にあるJoffre Lakes Trail (ジョフリーレイク トレイル)
ようやく晴れて氷河が融けた水で出来た湖はなんともいえない色!
日本にはもうない氷河を間近に見ながら食べるランチは格別でした。

最後はバンクーバーです。ウィスラーからは車で1時間半ほど、眺めのいいSea to Sky Highway (シー トゥ スカイ ハイウェイ)のドライブです。

ホテルに到着後、自転車をレンタルして広いStanley Park(スタンレーパーク)の外周をぐるりとサイクリング。オシャレなレストランで食事をして、さらにGranville Island (グランビル アイランド)へ。

ここは市場や小さなお店、ギャラリーなどが集まるエリアです。
私はここでシーカヤックに初挑戦!
未知の世界に怯えて涙するハプニングも~。
念のため…きっと普通は泣くようなアクティビティではありません!

いよいよ最終日!
締めはノースバンクーバーにあるGrouse Mountain (グラウス山)でパワーハイキング!
といきたいとこでしたがゆっくりとしか登れませんでした。
なぜなら急登でほとんど階段という心肺機能がモノをいうコース、私みたいな100m走もまともに走れない心肺機能では歩くしかなかったです。
なんで、みんな走れるんだー!

ぜいぜい登った山頂付近では、思いがけない楽しみもありましたよ。
火照った心身は下山した近くにあるCapilano Suspension Bridge(キャピラノ吊橋)にあるレインフォレストでクールダウン。
高所恐怖症の人はクールダウンできないかもしれませんが。

その後はバンクーバーが生んだ世界に誇るアウトドアブランドARC’TERYX(アークテリクス)の会社訪問をさせてもらいました。

聞けば納得、会社理念。
明るく環境が整った社内でリラックスしてお仕事している風景を見ることもできました。
おまけに併設していたのはFactory Store(ファクトリーストア)
日本ではべらぼうに高価なハイブランドが半額以下にも!
もちろんお買い物させていただきました!

次に向かったのはこちらもバンクーバー生まれの総合アウトドアショップMEC メック(Mountain Equipment Co-op)の本店で仕上げです。

ここに来ればカナダのアウトドアが分かる!そんなお店でした。 日本では見かけないブランドやアイテムを物色しているとあっという間に時間が過ぎていく…。 アウトドア好きなら是非寄ってもらいたいですね。

そして翌朝、帰国の途に…
どうですか?あなたはどこに興味が湧きましたか?
基本的に体を動かすことが好きなカナディアン、思ったとおり彼らにはハイキングはアウトドア・アクティビティのひとつに過ぎないようでした。
カナダならではの楽しみ方や気をつけること、日本と似ているところ、違うところ、行ってみて分かったことがたくさんありましたよ!
次回はハイキング以外のコネタ(食事や宿泊)もお届けしたいと思っています。

とりあえず、この夏にカナダを訪れる方は防寒着をお忘れなく!
(私はさっそく現地で購入しました~)
日本でも盛夏の暑さがくすぶっているようですね。
これから日本アルプスにお出かけされる方も多いと思いますが朝晩は思っているより冷えますので薄手のフリースやダウンは必需品ですよ。
こういう不安定な雲の気まぐれな雷にもご用心。
朝は早め早めの涼しいうちに出発して14~15時には山小屋、日帰りなら下山か限りなくそれに近い場所にいられるような計画を心がけましょう!
ちなみにカナダでは夏の日が長く21時くらいにならないと暗くなりません。
なので、登る時間も比較的ゆっくり、そしてみなさんマチマチ。
日本に比べてその点が気楽で羨ましいなと思いました。

鈴木みきプロフィール

鈴木みき
1972年東京生まれ。
山梨県・八ヶ岳南麓在住。
イラストレーター
24歳の時のカナダ旅行をきっかけに山にハマり、登山雑誌の読者モデルや山小屋アルバイトを経て、登山系イラストレーターとなる。

著書

「悩んだ時は山に行け!」
(平凡社)

「あした、山へ行こう!」
(講談社)

「ひとり登山へ、ようこそ!」
(平凡社)

「山小屋で会いましょう!」
(講談社)

「山テントでわっしょい!極める「山女子」のヨロコビ」
(講談社)

「私の場合は、山でした!
女一匹フリーター、じたばた成長物語」
(平凡社)

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鈴木みきの山の足あと
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私の場合は、山でした!女一匹フリーター、じたばた成長物語

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