Miki’s Essay 鈴木みきのカナダのお山へGO! 第29回

カナダへ出発!

今回のエッセイは、自宅出発からカナダ到着までを日記スタイルでお届けします!

8月24日 ついに出発です

フライトは26日の午後ですが、その前に東京入りするために山梨をあとにしました。1週間以上留守にする前、しかも海外となるとやっておかねばならないことも多く、ここ数日は気ばかり焦っていました。しかし結局準備をするのは前日の夜になってしまうんですよね…。私は移動も留守も多い類の職種だと思います。なのに、いつまでたってもバタバタしてしまうのは性格なのでしょうか?
そんなバタバタと寝不足をおして準備ができて家の扉に鍵をかけると、ほんのり滲む達成感。目標の電車に乗って運ばれていく解放感。半ば諦めに近い、残したものへの罪悪感。それがいつも旅の始まりのような気がします。

今回は昨年の取材より日程も短く、初めて行くわけではないので多少かって知ったる部分があり、パッキングを始めると呆気なく終わってしまいました。訪れる場所の天気を確認すると、思っていたよりも最低気温が低く、10度を下回る日もたびたび。最高気温も20度から25度くらい。そうすると、おのずと季節が見えてきて必要なウエアリングが分かります。まあ、行ってみないと現実はどうなるのか分かりませんが、気温を見る限り日本の夏というより秋に近い感じなのかな? 防寒着はしっかりしていくことにしました。
そして今回持ち物リストにあった重要なものが「寝袋」です。これは昨年の取材にはなかった装備です。と、いうことは…そうなんです、今年は山小屋にも泊まるのです。カナダの山小屋ってどんなところなのでしょう! 日本とどんなところが違うのでしょう! とても楽しみです。

パッキングが終わってご覧のようになりました。
ほとんど山の用意なので大型ザックにすべて入れることもできたのですが、飛行機に預けることを考えてスーツケースに。宿泊ベースがなく常に移動する旅ならばスーツケースは邪魔になりますが、泊まるのがホテルなどしっかりしたところであれば、ほとんどの場合、歩いている間に必要ないものは預かってくれます。それも考えて、鍵のかかる丈夫なスーツケースがベターと行き着いたわけです。
しかし詰めてみるとガラガラで、50Lのザックまで入ってしまいました。これはお土産をたくさん買ってこれる猶予が与えられているということ…かな!? 寝袋はスタッフバッグなどにいれてしまうより、ざっくりそのままスーツケースの底に敷くようにして、その上に普通にパッキングがしたほうが、かさばらなくていいと思います。ダウンの寝袋は圧縮するとかなりぺったんこになるので試してみてください。

そして私のスーツケースは今朝、一足先に成田空港に送ってしまいました。間に東京滞在を挟むので、便利な手段を利用してみました。初めてだったのですが、なんて楽チンなんだろう…。毎回スーツケースを転がして山梨から東京、東京から成田と移動してきたことが悪夢のようです。大人になるって素敵ですね(笑)。
というわけで、とりあえず無事にカナダ出発に向けてスタート!

8月26日 成田空港です

第1ターミナル南ウィングからエア・カナダでカナダに飛び立ちます。夏休みの最後という感じで、空港はまだ賑わっています。
今回訪れるカナディアン・ロッキー周辺と日本との時差は-15時間(サマータイム、バンクーバーとも1時間の時差があります)、日付変更線を越えます。ややこしいですが、昨日に向かって飛行機は飛んでいくのです。なんだかやっぱり不思議なものです。

しかし空港に着くと、旅気分が一気に上がりますね! どこか遠くに連れていってもらえそうな予感がしてワクワクしてきます。
観光局のYさん、カメラマン、そして他誌の取材陣と合流して、そろそろ搭乗手続きをして出発です! いい取材ができますように。入国審査で英語が通じますように…。

行ってきます!

8月26日(…日本は27日?) カルガリー着

成田から約10時間、アルバータ州カルガリー空港に着きましたー!
こちらは時差-15時間で26日の正午です。気温は16度、さわやかですね!

ここから車で、最初の目的地「ヨーホー国立公園」に向かいます。
さあ、どんな景色が待っているでしょうね!
楽しみです!

鈴木みきプロフィール

鈴木みき
1972年東京生まれ。
山梨県・八ヶ岳南麓在住。
イラストレーター
24歳の時のカナダ旅行をきっかけに山にハマり、登山雑誌の読者モデルや山小屋アルバイトを経て、登山系イラストレーターとなる。

著書

「悩んだ時は山に行け!」
(平凡社)

「あした、山へ行こう!」
(講談社)

「ひとり登山へ、ようこそ!」
(平凡社)

「山小屋で会いましょう!」
(講談社)

「山テントでわっしょい!極める「山女子」のヨロコビ」
(講談社)

「私の場合は、山でした!
女一匹フリーター、じたばた成長物語」
(平凡社)

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(山と渓谷社) 好評発売中

私の場合は、山でした!女一匹フリーター、じたばた成長物語

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