Miki’s Essay 鈴木みきのカナダのお山へGO! 第30回

帰国しました

みなさま、無事に9日間の取材を終えて帰国しました。

今回は、カルガリー空港からカナディアン・ロッキーにある「ヨーホー国立公園」、「クートニー国立公園」でトレッキングを楽しみ、少し西に移動して「グレーシャー国立公園」、「レベルストーク(マウント・レベルストーク国立公園)」へ。さらに西にある街「ケローナ」を訪れ美食とワイナリー巡りを堪能。その後、空路で1時間程西のバンクーバーへ移動し、ダウンタウン中心部でお土産ショッピング、そしてバンクーバー空港から日本へ、というロードムービーのような旅になりました。

こうして書いただけでも広大な旅であったと推測していただけるでしょう。私の思うカナダの最大の魅力は「国土の広さ」です。これは日本とは比べようのないものです。カナダには10の州と3つの準州がありますが、私が毎年訪れている日本にいちばん近い西端の州が、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州です。
今回はBC州のおとなり、アルバータ州との州境から太平洋まで、東から西へ横断してきました。BC州は南北に長い長方形をしているので、東西は南北に比べたら短くはありますが、それでも直線距離でおよそ700kmの移動です。だいたい東京から愛媛、もしくは広島までと同じくらいになります。
「州」は日本でいうと「県」、でも「地方」のイメージの方が近いかしら? うーん、なににしてもやっぱり広いですね。

16年前、私が山と衝撃的な出会いを果たしたカナディアン・ロッキーですが、今回はそれ以来はじめての再訪となりました。なんと申しましょうか、お変わりなく二枚目でかっこいい山々で、取り巻く環境や人々、雰囲気も健在でした。欲を言えば、もっともっとロッキーの山を歩いていたかったです。あの頃、山のことなど何も知らなかった私、現在はそれがきっかけとなって山を歩き始めて、山の知識や経験が自然と身についてきました。
その今の自分がロッキーに再訪してみて、あの頃とは違う可能性が多くあるような気がしました。実際、当時の私では見ることができなかったであろう景色を見にいってきました。少しは頼もしい姿をロッキーに見せられたのではないかなぁ。それは今後のエッセイをお楽しみに!

山を離れて、ケローナという街も訪れました。まったくのはじめての場所です。オカナガン地方のなかの大きな街ですが、とても穏やかで平和的、住民の多くが農業や酪農などの生産業に関わっています。オカナガン湖を囲むような丘陵地を果樹園が覆うケローナにはたくさんのワイナリーがあり、それを巡ってきました。
山梨に引っ越してからというもの、美味しい野菜や新鮮な乳製品を自然に食べるようになりました。年齢のせいもあると思いますが、食から得る力を見直し、意識が高くなっている分野だったので、とてもいい勉強になりました。あらためて「食」について関心が強くなりましたが、なにしろ美味しかった! これがいちばん大事ですね。

仕上げはバンクーバー。今回は乗り継ぎという感じの短い滞在でしたが、いつ来ても美しい都市です。それでありつつ刺激的でもあり、凝縮した滞在でした。時間がないからこそわがままにセレクトしたことしかできなかったのも意外に面白かった! 定番からHOTなものまで、やり残しも含めて再訪したくなる街です。

と、ダイジェストで紹介してみましたが、またカナダの違う魅力を発見してしまったようです。これからまたエッセイを楽しみにしていてくださいね!

鈴木みきプロフィール

鈴木みき
1972年東京生まれ。
山梨県・八ヶ岳南麓在住。
イラストレーター
24歳の時のカナダ旅行をきっかけに山にハマり、登山雑誌の読者モデルや山小屋アルバイトを経て、登山系イラストレーターとなる。

著書

「悩んだ時は山に行け!」
(平凡社)

「あした、山へ行こう!」
(講談社)

「ひとり登山へ、ようこそ!」
(平凡社)

「山小屋で会いましょう!」
(講談社)

「山テントでわっしょい!極める「山女子」のヨロコビ」
(講談社)

「私の場合は、山でした!
女一匹フリーター、じたばた成長物語」
(平凡社)

★最新刊★
鈴木みきの山の足あと
(山と渓谷社) 好評発売中

私の場合は、山でした!女一匹フリーター、じたばた成長物語

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